2014年2月28日(金)

全球降水観測計画(Global Precipitation Measurement:GPM)主衛星が打ち上げられました。

NICT とJAXA が共同開発をした二周波降水レーダ(Dual-frequency Precipitation Radar: DPR)を搭載したGPM 主衛星が、平成26年2月28日午前3時37分(日本時間)にH-IIA ロケットにより種子島宇宙センターより打上げられました。

GPM 計画は、NASA とJAXA が進める国際共同ミッションで、GPM 主衛星と複数の副衛星群により、地球全体の降水を1 日に複数回観測する計画です。

GPM 主衛星は副衛星群による降水観測の基準となり、副衛星も含めた全体のシステムとしての降水推定精度を高める中心的な役割を担うものです。DPR は、単に受動的センサーであるマイクロ波放射計よりも良い精度で降水強度を推定可能とするだけでなく、雨雲中の降水分布の3次元構造の情報を与えてくれるため、降水の物理モデルの改良を通してアルゴリズムの改良をもたらすものとして大きな期待が寄せられています。

写真:打ち上げ前

打ち上げ前

写真:エンジン着火直後

エンジン着火直後

写真:発射直後

発射直後