2014年6月3日(火)

デジタル放送波の伝搬特性測定法に関する論文が映像情報メディア学会 丹羽高柳賞論文賞を受賞しました。

電磁環境研究室では、デジタル放送の電波伝搬特性の精密計測法について研究を進めており、その成果の一部は大気中の水蒸気量の把握を目指したパッシブレーダ(連携プロジェクト)の検討へも応用されています。今回、同一の送信点から非同期に送信されている複数のデジタル放送のチャンネル毎の伝達関数推定結果を周波数軸上で連結し、実質的に観測帯域幅を数倍に拡張する手法を報じた下記論文が高く評価され、映像情報メディア学会 丹羽高柳賞論文賞を受賞しました。

本成果は、電磁環境研究室と東京理科大学大学院が連携した研究によるものですが、その基本的概念はNICTを主体として提案され、基本特許を取得しています。

受賞論文:
「地上波デジタル放送の遅延プロファイル測定における時間分解能向上のための複数チャネル連結方式に関する検討」
中村聡、生天目翔、大野光平、伊丹誠(東京理科大学大学院)、太田弘毅(NICT)
映像情報メディア学会誌 平成25年6月号
写真:表彰状

表彰状