2014年6月4日(水)

鹿島宇宙技術センターでIVS技術開発センターシンポジウム開催

6月4日(水)に鹿島宇宙技術センターにおいてNICT(電磁波計測研究所 時空標準研究室)の主催で、第13回 IVS技術開発シンポジウムを開催しました。NICTはIVS (International VLBI Service for Geodesy and Astrometry) の技術開発センターを担っており、VLBI技術開発に関する情報交換の場として、研究開発を行っている研究機関、大学の研究者、企業の技術者等を集めたシンポジウムを開催しています。今年は参加者総数41名が参加し、NICTからは、VLBI周波数比較プロジェクトと、このためにNICTが独自開発している広帯域フィードの開発状況、データ処理システムについて発表を行いました。

他機関からの報告として、大気の少ない成層圏の気球をプラットフォームとする高周波VLBI技術の開発(国立天文台)や、惑星探査機の精密軌道決定のためのVLBI技術の開発(JAXA/宇宙科学研究所)など、VLBIの応用展開等に関する議論が行われました。また、中国上海天文台から川口則幸教授が来日し、上海天文台の65 mアンテナなど中国の技術開発の状況についても報告があり、有意義な情報交換の場となりました。

写真:日本初の衛星放送の中継に利用された鹿島宇宙技術センターの30 mアンテナ跡地で、BS 実験棟を背景にした参加者。

日本初の衛星放送の中継に利用された鹿島宇宙技術センターの30 mアンテナ跡地で、BS 実験棟を背景にした参加者。