2014年6月17日(火)~18日(水)

第1回「震災対策技術展」大阪出展および災害対策技術講演会2014開催

第1回「震災対策技術展」大阪への出展

平成26年6月17日(火)~18日(水)にグランフロント大阪、コングレコンベンションセンターにて開催された、第1回「震災対策技術展」大阪にNICTから展示ブースを出展しました。展示ブースでは、「フェーズドアレイ気象レーダによるゲリラ豪雨・竜巻等の災害監視」、「小型無人飛行機を利用したネットワーク孤立地域との中継技術」、「早期津波検出を目的とした技術試験衛星VIII 型を用いた海洋ブイデータの衛星経由伝送」、及び「災害時でも切れにくい網の目のネットワーク構成のメッシュ型防災ネットワークシステム」等についてパネルや実機による展示を行いました。また、次世代安心・安全ICT フォーラム会員による災害対応への取り組みに関するパネルも展示されました。

震災対策技術展への来場者数は8,923名で、NICTブースにも多くの来場があり、説明員に展示内容を尋ねる等、NICTの震災対策技術への高い関心を窺い知ることが出来ました。

リンク: 第1回「震災対策技術展」大阪

写真:NICTブースのパネル展示

NICTブースのパネル展示

写真:フェーズドアレイ気象レーダ

フェーズドアレイ気象レーダ

災害対策技術講演会2014開催

平成26年6月18日(水)午後にグランフロント大阪カンファレンスルームにて次世代安心・安全ICT フォーラム主催の災害対策技術講演会2014を開催しました。

最初は(株)日立国際電気 映像・情報事業部技師長の加藤数衛氏による「防災用無線システム -現状と普及促進に向けた今後の展開-」と題する講演で、自然災害等の非常時に備えた防災無線システムのデジタル化が、財政的理由で困難な自治体のため、デジタル化促進に向けた低廉なシステムの制度化の検討の一環として60 MHz 帯同報系防災行政無線等の現状と新変調方式を用いたシステムの検討状況を紹介いただきました。

次に、(株)NEC 消防・防災ソリューション事業部 シニアエキスパートの柳内洋一氏から「業務用無線におけるソフトウェア無線技術の動向とその応用」と題して、汎用性の高いソフトウェアを使用し、無線機のハードウェアを制御するソフトウェア無線技術について、その概要とデバイスや標準化作業の進展の現状、業務用無線システムにおける開発事例を紹介いただきました。

続いて、電磁波計測研究所宇宙環境インフォマティクス研究室の石井守室長から、「宇宙天気現象による脅威と安心・安全」と題して、宇宙天気現象による脅威の概要と、近年欧米で議論が活発化している「宇宙状況認識(Space Situational Awareness:SSA)」における宇宙天気の取り扱い、国際民間航空機関(ICAO)における航空機運用への宇宙天気情報の使用の義務化について紹介しました。

当日の参加人数は79名。フォーラムの事務局活動を通じ、NICTが開発した技術の普及促進や、研究に必要な共同研究相手の確保により、安心・安全技術の実用化に向けた活動に取り組んでゆく計画です。

リンク: 災害対策技術講演会2014

写真:講演会の様子

講演会の様子