2019年11月29日(金)

タイの宇宙機関「GISTDA」とMoUを締結

2019年11月29日(金)、NICTはタイ王国の宇宙機関GISTDA(Geo-Informatics and Space Technology Development Agency)とMoUを締結した。

タイでは宇宙状況認識(SSA: Space Situational Awareness)の観点から、タイ国内における宇宙天気監視および予報に関して、GISTDAを中心に関係機関のコンソーシアムを構築して推進する動きが出ている。また、日本の内閣府は2018年に「日タイG空間協議会」を設立し、準天頂衛星の利用拡大に向けた検討を進めているところであり、衛星測位に関する電離圏変動の影響がタイ国内でも認識されつつある。これらの背景から、GISTDA側よりNICTに対して協力の要請があり、当研究所としても現地での実証実験の円滑な遂行等のメリットが高いことから、今回のMoU締結に至った。

当日はGISTDAのDr. Anond Snidvongs長官がNICT大手町オフィスに来所し、徳田理事長との署名式を行った。その後、NICT本部に移動し、宇宙天気予報会議や関連施設を視察し、今後の協力体制について具体的な検討を行った。

今後は、宇宙天気予報業務に従事するGISTDA職員の研修などに協力し、タイにおける宇宙天気予報業務の推進および研究連携の構築に貢献していきたい。

GISTDA Dr. Anond Snidvongs長官(右)
Dr. Sittiporn Channumsin宇宙力学研究室室長(左)
MoU署名後に握手する
Snidvongs長官(左)とNICT徳田理事長(右)
署名参加者による集合写真宇宙天気予報会議視察の様子