電磁環境研究室では、通信機器や家電製品などの電気・電子機器が動作する際に外に出す電波が互いに影響を与え合わないクリーンな電磁環境を維持することを目的として、極低周波から数THzに至るまでの電波について、電磁雑音計測技術、基本物理量の精密計測技術、無線用測定器やアンテナの較正技術、各種試験法に関する研究開発を行っています。
また、電波の環境問題の1つとして、人体が電波にさらされたときの安全性について研究するために、人体に吸収される電波のエネルギーを正確に調べています。これらの研究を通じて、電波測定・評価法の国際規格や国内の法令の策定に貢献しています。
研究室長:渡邊 聡一
大型電波暗室