2020年10月3日(土)

「鹿島34mパラボラアンテナ運用終了記念式典・記念講演会」を開催

電磁波研究所及びワイヤレスネットワーク総合研究センターでは、「鹿島34mパラボラアンテナ運用終了記念式典・記念講演会」を2020年10月3日(土)にNICT鹿島宇宙技術センター(茨城県鹿嶋市)において開催した。当日は、鹿嶋市長・鹿嶋市議会議長・鹿嶋市教育長をはじめとするご来賓の方々、隣接地域の住民の方々、同アンテナにゆかりのあるNICTのOBなど、計60名が現地で出席いただいた。新型コロナウィルス感染対策のため、当初計画していた国内外の共同研究機関代表者や一般者の招待を取りやめる一方、イベントの模様をYouTubeでリアルタイム配信することで多数の方々にご覧いただけるようにした。

式典の冒頭、徳田理事長からの挨拶では34mパラボラアンテナが設置された経緯なども紹介され、鹿嶋市長の錦織様からは今後の鹿島宇宙技術センターの活動への期待が述べられた。その後、これまで共同観測や共同研究を行ってきた下記機関の代表者から受け取ったメッセージを紹介した。

国際VLBI事業(IVS) 議長
Axel Nothnagel 様
国立天文台水沢VLBI観測所 教授
小林 秀行 様
国土地理院 測地部長
藤原 智 様
NASA/ゴダード宇宙飛行センター
Ed Himwich 様
中国科学院上海天文台 台長
Shen Zhiqiang 様

続いて行われた記念講演会では、日本のVLBI研究が郵政省電波研究所鹿島支所(現:NICT鹿島宇宙技術センター)で始まった歴史や34mパラボラアンテナが創出した研究成果、測地学における様々な話題、NICTにおける衛星通信研究の今後などついて、下記の方々から講演をいただいた。

講演1「鹿島34mパラボラアンテナと時空計測の成果」
細川 瑞彦(NICT 主席研究員)
講演2「宇宙測地学:その始まりと最先端」
日置 幸介 様(北海道大学 教授)
講演3「鹿島宇宙技術センターと衛星通信」
高橋 卓(NICT 鹿島宇宙技術センター長)

YouTubeを視聴いただいた複数の方々から、「印象に残るよい式典であった」との感想が寄せられた。今年度中にこの34mパラボラアンテナは解体・撤去される予定であり、解体が開始される直前に本イベントが開催でき、これまでご尽力いただいた関係者の方々へ感謝を伝えるよい機会となった。本式典・講演会にご出席いただいた皆様、YouTubeをご覧いただいた皆様にお礼を申し上げます。

リンク: 鹿島34mパラボラアンテナ運用終了記念式典・記念講演会のWebサイト

NICT
徳田理事長
鹿嶋市
錦織市長
NICT
細川主席研究員
北海道大学
日置教授
NICT
高橋鹿島宇宙技術センター長
2019年台風15号による損傷前の
34mパラボラアンテナ
ワールドカップサッカー鹿嶋市誘致活動における34mパラボラアンテナ(1996年)記念式典・記念講演会後の集合写真